小学生の子どもの夏休み 仕事のスタイルを変えるべき理由

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子どもが小学校に入ると、保育園まではなかった夏休みというものが存在します。子どもにとってみれば、長い間の休み中に何をしようか楽しみで仕方ないことでしょう。

しかし、働く親にとってみれば、どうするべきか悩みの種の一つだと思います。ぼくは元教師だったので、教師の立場からすると、「夏休みは親子でゆっくり触れ合う時間を作ってほしい」と思います。

 

なぜなら、フルタイムで働いていると普段はなかなかそんな時間を持つことができないと思うからです。

ここでは、夏休みは仕事スタイルを変えた方がいい理由について述べていこうと思います。これを見られている方は、「どうしようか」迷われている方だと思いますので、ぜひ決断の参考にしてみてください。

 

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世間のママはどうしているの?

世間のママさんはどうしているのでしょうか? インターネットで色々調べてみたところ、おおよその割合が分かりました。内訳は、

  • 変わらず仕事を続ける  4割
  • 時間を短縮して働く   2割
  • 夏休みの間だけ休む   2割
  • 退職する        2割

でした。やめてしまう人が2割もいることには少し驚きましたが、みなさん何かしらの対策をとろうとされていることがわかります。

 

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仕事スタイルを変えるメリット

仕事スタイルを変えるからには、それなりのメリットがほしいですよね。仕事スタイルを変えるべきメリットを3つ紹介しようと思います。

 

勉強をみてあげられる

これは、大きなポイントといえるでしょう。夏休みは、宿題の量が非常に多いからです。正直、普段は忙しくて子どもの勉強をあまり見れていない人にとっては、子どもの学力を知ることができる絶好のチャンスでもあります。

親だけではなく、子どもにとってもメリットは大きいです。

 

分からない問題があると、すぐに質問することのできる親が近くにいてくれることは、とても心強いからです。また、親が近くにいてくれる安心感から勉強を始めやすい環境ができています。

子どもの勉強をゆっくり見てあげられるのは、仕事スタイルを変えるからこそできることだといえます。

 

一緒に作品を考えてあげられる

夏休みには、ワークの宿題以外にもたくさんのものが出ます。読書感想文や絵画、自由研究などです。仕事スタイルを変え、時間に余裕があるとこれらのものを一緒に考えてあげることができるのもメリットです。

なぜなら、子ども一人だとどのようにしたらよいか分からないからです。

 

夏休みが明けて、親がアドバイスしてくれたかどうかは作品を見るとすぐに分かります。子どもがやっつけで仕上げた作品は、残念ながら悲惨なものが多いです…。

親が手伝いすぎるのはよくありませんが、やはり親にしっかり見てもらった子どもは作品を出すときに誇らしい表情をしています。きっと親子で一生懸命考え、頑張って仕上げたのでしょう。

 

ですから、そのような時間を作ってあげるためにも仕事スタイルを変えることは、とても意味のあることといえるでしょう。

 

親も子も安心する

親にとってみて、子どもだけの時間というものは小さいうちは特に不安に感じるものです。子どもがまだ一人で判断できないことが多いし、不審者遭遇や事故に巻き込まれる可能性があるからです。

 

そんな時間ができやすい夏休みに、子どものそばにいれると親としてもとても安心できるのではないでしょうか? もちろんある程度の距離感は必要ですが、子どもの存在を感じられるか否かでは大きな差があるでしょう。

 

子どもにとっても同じです。普段は学校で先生や友達といますが、夏休み、家で一人ぼっちでいると非常に不安感を覚えると思います。小さければなおさらでしょう。

お互いの存在を感じられるだけで、親も子も安心できます。そのためには、ある程度一緒に過ごす時間が大切だと思います。

 

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仕事スタイルを変えるデメリット

仕事スタイルを変えれば、もちろんデメリットも発生します。それと天秤にかけて考えることが大切でしょう。

 

収入が減る

一番はやはり収入が減ることでしょう。正直ツライものがあると思いますが、仕事のスタイルを変える以上仕方ありません。

逆に夏休み期間だけ少し収入が減っても大丈夫、それぐらいの蓄えならばあると判断できるならば、仕事スタイルを変えるべきといえるでしょう。

 

他の人に迷惑がかかるかもしれない

自分が仕事を休む、もしくは短く働くことで他の人に迷惑をかけるかもしれません。

でも、他人より我が子の方が明らかに大切ですので、そこは割り切っていいと思います。もちろん、早めに会社に相談しておくことが必要です。

 

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休み中の預け先

どうしても仕事を続けなければいけない、やめることはできないので時間を短縮する方は、子どもをどこかに預けなければなりません。もちろん、留守番でもいいのですが子どもが小さいうちは不安でしょう。

多い預け先は、次の3つです。

学童保育に行く

一番多いのは学童保育です。宿題もさせてくれるし、一緒に学童に入っている友達と遊ぶ時間もあります。ですから、子どもも一日いて退屈はしないと思います。

注意点として夏休みはもちろん給食がありませんので、お弁当を持参しなければいけないことです。その点では、少し親の負担が増えるといえます。もちろん費用もかかりますので、その点についても調べておきましょう。

 

祖父母に預ける

最強ともいえるのが、おじいいちゃん、おばあちゃんに預けることです。おそらく勉強も見てくれるだろうし、一緒にも遊んでくれ、ご飯も作ってくれるでしょう。もはや最強です。

ただ、頼りすぎると負担をかけてしまいますし、子どもも甘えすぎる可能性もありますので、おじいちゃん、おばあちゃん一択は避けた方がいいかもしれません。

 

ママ友

友だちの家で見てもらう方法です。見てもらうとはいっても、おそらく子ども同士で遊ぶと思いますので長時間になると心配なのはお昼ごはんぐらいです。

ただ、気の許せるママ友でないと頼みにくいことと、そう何度もお願いすることはできないことを分かっておきましょう。

 

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まとめ

子どもの夏休み中、自分の仕事はどうあるべきか本当に悩むと思います。

ぼくは、少しでも一緒にいる時間を作ってあげるべきだと思いますが、それが100%正解とは言い切れませんし、そうしたいけどできない方も大勢いらっしゃると思います。

 

しかし、ある程度子どもが大きくなってくれば、夏休みもスタイルを変えることなく仕事ができるでしょう。「子どもとゆっくり触れ合えるのは、今の時期だけ」と割り切って、夏休みはこども中心の仕事スタイルにしてみてもいいかもしれませんね。

親として、子どもにとって有意義な夏休みの環境を作ってあげたいですね。

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