コロナで休校 小学校再開までに子どもがやるべきことと親がすべきこと

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なかなか終息が見えてこないコロナウイルス問題。

学校が休校になって、長い地域では早2週間が経とうとしています。ご家族のみなさんはお元気でしょうか?

連日連夜、これだけニュースに取り上げられると不安になります。でも、こればかりはどれだけ対策を立てていても、目に見えないのでなかなか難しいものがありますよね。

急に休校が決まり、保護者の方々は大変な思いをされたと思いますが、休校になってしまったものは仕方がありません。今のところ、最長は新学期までお休みといったところでしょうか。ちょっと迷惑な春休みになってしまいました。

嘆いていても仕方ありませんので、今回はこの休校の間に子どもがやっておくべきこと、そして親がすべきことをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

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先生も困っている

まず初めに…。もうご存じだと思いますが、この休校は保護者だけでなく先生も困っています。なぜなら、首相の発言により、ほとんどの学校で急に休校が決定しました。それが3月上旬。当然ですが、その学年で学習すべき単元が終わっていないからです。

ですが、休校と決まったので仕方がない。なんとか休校の間に子どもたちができることを考えて宿題にしなければ…。そんな感じだと思われます。

ですから、学校から出ている宿題は先生たちが、ぎりぎりに考えられた若干苦し紛れも入っている宿題だと認識した方が無難でしょう。

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まずは学校から出された宿題をきちんとしよう

とはいえ、まずは学校の宿題をしましょう。まぁ、普通のお子さんならここから始めますね。学校からの宿題ですので、やって当然ですが、なぜ重要かを説明します。

先生方は何も闇雲に宿題を出しているわけではありません。次に再開したことを見越して宿題を出されています。どういうことかというと、再開されたあと、終わっていない単元をいかに効率よく学習するかということです。

例えば、1年生が学習する「3つの数の計算」が残っていたとしましょう。2+3+4=9 ってやつですね。

本来ならば、

2+3=5
5+4=9

の2つの式でできることを、ほかの式の書き方はあるかな?

という展開でもっていき、じっくりと学習を進めていくことが多いと思います。しかし、時間がありませんので、もし再開されたならば、

みんな、宿題の計算ドリル40できた?
やり方確認しようね。
3つの数の計算、もうできるね。

という感じにダイジェスト版で確認が行われると思います。宿題をきちんとやっていること前提で授業が進むでしょう。

 

ここで適当に宿題を済ませていると、あとでとんでもない目に遭います。もちろん、先生も学校で教えていない部分なので気をつけてやってくれるとは思いますが、なにせ時間が圧倒的に足りません。ある程度は、自分で補う必要が出てくるでしょう。

ですから、まずは学校から出されている宿題をきちんとやりましょう。

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その学年の復習

次にやっておくべきことは、その学年の復習です。なぜかというと、本来なら3月は総まとめの月だからです。

インフルエンザなどで学級閉鎖などがなかった場合は、たいていの場合3月の1週目が終わるころには全ての学習を終えていると思われます。残りの日はその学年の復習を中心に行っていくといった感じです。

今回の場合、その復習に充てることのできる時間が全てなくなってしまいました。ですから、この休校の間にその復習をしておくべきだといえます。

漢字

苦手な子は必ずするべきです。本来なら、漢字のまとめテストがあって点数が悪ければ直しや再テストがあると思います。

しかし今回はそれができません。漢字は毎年膨大な量を覚えなければなりません。ですから、その年の漢字はできる限りその年のうちに覚えてしまいましょう。

今までのテストの書き写しでもいいですし、ドリルを見てノートにいつもの宿題のようにやっても構わないと思います。

ただここで大切なことは、そのノートは親がしっかりチェックしてあげてください。なぜかというと、漢字の間違いというものは自分ではなかなか気づきにくいものだからです。

そしたら先生に…

それはおそらく不可能です。学校が再開してから、自主勉強を持って行っても大量の提出物に埋もれてしまい、先生はすぐにチェックできないでしょう。そこはいつも先生にみてもらっているありがたさを感じながら、親がしっかり先生の代わりをしましょう。

算数

おそらく学校からそれなりに宿題がでていると思いますが、間違いなく足りません。こつこつ毎日やらないと意味がないからです。できることなら、その子が苦手な単元を中心にやらせてあげたいですね。年間のまとめという意味で、ドリルを一冊購入してやらせることも非常に効果的でしょう。

購入するのであれば、単純に計算だけよりも考える力がつく文章題の方がいいと思います。

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見落としがちな運動

お子さん、コロコロぽよぽよしてきていませんか? そう言われれば…そう思われたなら要注意です。不要不急な外出は避けるようにと言われていますが、運動は別です。家の前で縄跳びもできない状況ではないはずです。

体を動かさないと運動神経は鈍る一方です。この期間に運動しているかどうかは、休校が明けると一目瞭然です。

健康維持のためにも、毎日少しずつ運動ができるようにしてあげましょう。

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親がやるべきこと

親がすべきこと、これははっきりしています。

「チェック」です。

簡単です。しかし毎日欠かさず行う必要があります。

母「宿題やった?」
子「やったー」
母「じゃあオッケー」

これはダメです。これはチェックになっていないからです。子ども的には「やった」と言えばいい。適当にやっててもいいや。としか考えないでしょう。

ここでいうチェックは、

  • 今日はどこをやったか
  • なぜその問題を間違えたか
  • どう考えて直したか

です。少々時間がかかりますが、これをしないことには子どもの学力は伸びにくいでしょう。担任の先生は毎日これをしてくれています。子どものことを思うのであれば毎日チェックを行いましょう。

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まとめ

ちょっと長い春休みになってしまいました。緊急事態なので仕方がないと思いますが、問題は学校が再開されてからです。

学校もドタバタするのは目に見えていますし、子どももリズムを取り戻すまで時間がかかるでしょう。

いずれ学校は必ず再開されます。そのときを待ちながら、今できることを確実にやっておくことが大切だと思います。

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