【1年生】算数 「20までの数」 10より大きい数の勉強

雲の隙間が20に見える写真 算数の単元解説
スポンサーリンク

1年生最初の関門といってもよい「ひき算」が終わったのも束の間、次に登場するのは「20までの数」です。大人からすれば、数字が少し大きくなった20までの勉強ですが、1年生にとっては一大事です。

なんてったって両手の指を出しても足りませんから。笑

ですから案外難しく感じる子どももいると思います。子どもが難しいと思うポイントを理解した上で教えていってあげることが大切です。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

どんな単元なのか?

10といくつ」という数の構成の考え方によって、20までの数の概念を学習していきます。

簡単に言うと、11~20までの数の勉強です。数え方や、書き方、また20までの計算を学習していきます。

 

一桁の数字を書くのとは違い、初めは難しさを感じる子どもも多いと思います。また計算も難しいです。指の数が足りないからです。

数図ブロックを活用したり、十の位はおいておき、一の位だけの計算と考えたりすることが重要となってくる単元です。

 

スポンサーリンク

この単元で達成したいこと

20までの数字を読んだり、書いたりする。

これはおそらくそこまで難しくありません。特に読む方は、教科書や自分の好きな本などのページ数などで日常的に出てきているからです。幼いころからそのようなものと触れ合っている子どもにとってみれば、簡単にクリアできると思います。

 

「10といくつ」という数の考え方ができるようになる。

どういうことかというと、例えば

15を10と5

というふうに捉えることができるようになることです。これから大きな数を学習していくときに「百のかたまり」や「十のかたまり」ととらえる思考は非常に重要です。というよりそれができないと、大きな数の学習や計算はできないでしょう。

ですからこの段階で「10のかたまりといくつ」という思考を養っていきます。

 

20までの計算ができるようになる。

1学期に学習した1けたの計算からのステップアップです。2けたになりますが繰り上がりや繰り下がりはありません。「12+5」や「17−3」などです。

指では足りないので戸惑うことも多いと思いますが、繰り上がり繰り下がりのある計算に向けて確実に計算することができる力をつけておかなければなりません。

 

20までの数字の並び方や大小が理解できる。

数字の並び方は、20までの数字の途中に□があり、そこの数字を埋めることができるかです。

13-14-□-16-□-18…

数字が大きくなる方は数えやすいので簡単です。難しいのは逆順です。

 

17-16-□-15-14-□…

逆順は数え慣れていないと難しく感じ理解しにくい子どもがいます。ここを理解することができることで20までの数の構成が分かり、次の大きな数の学習の基礎となっていきます。

 

また 13と16 どちらが大きい? も学習します。大小関係を理解し、数の概念を形成していきます。

 

スポンサーリンク

この勉強がどうつながっていくか

≪重要度★★★≫(MAXは★5つ)

そこまで難しい単元ではありませんが、後々の学習につながっていく重要な単元となります。1年生で100までの数、2年生で100より大きい数、3年生で一億までの数、4年生で一億より大きい数…と数の学習はずっと続いていきます。

当たり前ですが20までの数が分かっていないと、100までの数を理解することはできません。ですから分かっていない場合は、時間をかけてきっちりと勉強しておく必要があります。

 

ぼくの経験上、1,2年生の数の学習でつまずいている子どもは3年生、4年生で桁数が増えたときチンプンカンプンでした。まだ数が小さい今のうちにしっかりと基礎を固めておくことが非常に重要です。

 

スポンサーリンク

学校での教え方

この単元でもまずは「数図ブロック」が登場します。

たくさんの動物などがいる絵があり、「うさぎの数は?」などの問題があります。もちろん大人なら目や指差しで、1,2,3,4…と数えていくと思いますが1年生はそうはいきません。

数を数えるので精いっぱいで重複してしまったり、そもそもうまく数えられなかったりするからです。

ですから、うさぎの上にまずはブロックを置いていきます。すべて置き終わったらそのブロックを集めて数を数える作業に専念するというやり方で教えていきます。

 

このとき10より大きい数をただただ1から順番に数えて答えを出すだけでなく、10のまとまりに分けて、“10と3で13”というふうに10のまとまりを意識させて学習を進めていきます。

 

なぜならこのあとの、たし算、ひき算の学習で10のまとまりを使って指導していくからです。

ここでは繰り上がり、繰り下がりは出てきません。ですから10のまとまりを崩す必要がないので10のまとまりとして置いておくことができるので“10”というまとまりを強く意識させておきます。

 

数図ブロックの他にも“数字カード”も使います。11~20までのカードを用いて「どちらが大きい数?」や「20まで順番に並べてみよう」などの学習に使います。

ブロックからカード、そして数字に置き換えていくことで分かりやすく数の概念を形成していくことを目指していきます。

 

スポンサーリンク

おうちでの教え方

数の概念がある程度できている子どもさんにとっては簡単な単元ですので、一緒に数を数えたり、逆順で数えたりしてあげればクリアできるでしょう。

お風呂から上がるときに「今日は20から0まで数えてみよう」など楽しみながら学習できるといいですね。

 

余裕があれば「10と7でいくつ」や「17は10といくつ」など聞いてあげると後々の学習で役立ってくるでしょう。もし分かっていないようであれば指を10本出して考えさせてあげてください。

始めのうちはわざわざ出した10本を数えると思いますが、そのうち10のまとまりは数えなくてもいいことに気づくと思います。こちらから「数えなくていい」と言わず、「数える必要がない」ということを気づくまで見守ってあげましょう。その方が子どもの深い学びにつながっていくからです。

 

この単元がなかなか理解できない場合、やっぱり必要となってくるのは “数図ブロック” でしょう。

学校では必ず使っていると思いますので、学校でもおうちでも同じものを使って同じように教えてあげることが苦手な子どもへの手立てとなります。物を数えるときや、10のまとまりを作って視覚的に分かりやすくしてあげることが大切です。

ブロックで分かってくると、指や〇印などに移行して教えていってあげるとよいでしょう。

 

スポンサーリンク

まとめ

たった20までの数ですが、1年生にとっては自分の指だけでは足りない大きな数の学習となります。

20までの数なら身近なものを数えるときにも使うと思いますので、楽しみながら学習を進めていきたいですね。

コメント