【オススメ絵本】おかあさんのパンツ 山岡ひかる作 2~3歳向け

パンツのイラスト オススメ絵本
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今回から3回連続、パンツシリーズでオススメの本を紹介していきたいと思います。

絵本を選んでいて、パンツの本多いなって感じたことありませんか?なぜだと思います?

パンツの本を紹介する前に、なぜそんなにパンツの本が多いのか、ぼくなりに考察してみました。みなさんもよければ考えてみてください。

パンツといえば、大事な部分を守る働き、汗を吸い取ってくれるなどそんな存在だと大人は考えています。しかし、子どもにとってパンツはそんな単純な存在ではありません。

パンツ…それは子どもにとって重要な意味を持つものであります。

生まれたころ、小さいころは布、紙に違いはあれどみんなオムツで生活しています。しかし、ある日どこかのタイミングで必ずパンツに切り替わる人生の大きな岐路がやってきます。

残念ながら、そこまでの道のりは長く険しい…。勝手にオムツでしていようものならなかなかお母さんにパンツ昇格は認めてもらえませんもんね。自分でトイレと言えて初めて、昇格への道が見えてきます。

オムツからパンツに昇格する。例えるなら、アルバイト社員が起業して社長になるぐらいの劇的な変化でしょうか。なので、子どもたちはパンツが大好きだし、パンツマンになれる日を夢見て成長していっています。

スミマセン、前置きが長くなってしまいました。ということで、今回紹介する本は「おかあさんのパンツ」という本です。

どういう本かというと、自分のパンツをお母さんがはいたらどうなる?? という本です。

オススメするポイントは、読者が納得できるようにパンツの絵柄が変わっていくところと、どのように変わるのか子どもと一緒に想像して楽しめるところです。

では、詳しく内容を紹介していきます。

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内容

「おかあさんのパンツ」というタイトルですが、お母さんのパンツが登場するわけではありません。自分のパンツをお母さんがはいたらどうなるだろうという内容です。20ページほどの短い絵本ですが、内容的にはおもしろく子どもが喜ぶこと間違いないと思います。

主人公は、女の子。しかし、パンツの柄を見せるために後ろを向いていますので一切表情は登場しません。裸にパンツ一丁の姿です。

主人公の気持ちを読み取るのも絵本を読むうえで楽しみの一つであるとぼくは考えています。今回の主人公だったら、きっと最近お母さんに認められついにパンツマンに昇格することができたのでしょう。

買ってもらったパンツは5セット。そのパンツをどれが可愛いか楽しみながら順番にはいているのではないかと考えました。表情は見えませんがきっと終始満面の笑みを浮かべていると思います。

そのお気に入りのパンツを自分より体の大きいお母さんがはいたらどうなるだろう? と想像して書かれた絵本です。例えば、

おしりにポッチリ

さくらんぼのパンツ。

おかあさんがはいたら、

(横のページには、可愛いさくらんぼのパンツだけをはいた女の子。

次のページで、)

ゴロンゴーン!

りんごになった!

おかあさんのパンツより引用

と書かれています。横のページには、パンツがびょ~んと伸びてさくらんぼがりんごになった絵が描かれています。パンツが小さいのかちょびっとおしりも見えちゃっています。

このような感じで残り4枚のパンツも順番に登場します。

女の子の表情は見えませんが、パンツをはいているポーズが1枚ずつ若干違っていますのでそこにも注目して見てみてください。

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オススメの読み方

オススメの1つ目は、なんといっても想像することです。大人も一緒に考えて楽しむことができます。お母さんがはくと伸びてしまいますので、基本に描かれている絵が大きくなったらどうなるのかを考える楽しさがあります。

2つめにでてくるのは、チューチューねずみさんのパンツです。

「ねずみさん大きくなったらどうなるかなぁ~」
「お母さんはワンちゃんやと思う」
「○○ちゃんは?」

と声かけをしてあげるといいですよ。

聴くだけじゃなくて、こちら側の考えも伝えることも大切です。正解は、絵本で確認してみてくださいね。

オススメの2つ目は、効果音です。

リンゴの場合だと、「ゴロンゴーン」でした。この「ゴロンゴーン」ですが、小さな声で「ゴロンゴーン」と読むのと「ゴロンゴーン」と迫力をつけて読むのとでは、リンゴの大きさが違ってきますよね。大きなリンゴを想像させるためにもこの絵本に書かれている効果音をどう読むかは、非常に重要な要素です。

他にも「ウォー」や「ピチピチ」がありますので、場面に応じた読み方を考えてあげてください。それだけで、子どもの想像の膨らみ方が大きく違ってきます。

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他の作品紹介

山岡ひかるさんの絵本は基本絵が可愛いです。子どもに愛される絵を描かれております。表現も面白いので、気に入られた方は他の本もご一読してみてはいかがでしょうか。

他の作品

  • もしもーし
  • いろいろおすし
  • いろいろやさいとこやさん
  • いろいろバナナ
  • いろいろごはん
  • いろいろサンドイッチ

などたくさんの作品を出されておられます。ちなみに「おかあさんのパンツ2、3」もあります。子どもが「おかあさんのパンツ」を気に入っていたなら読んであげる価値はあると思います。

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まとめ

今回は、パンツシリーズ第一弾ということで、少し小さい子向け、パンツマンデビューをした子にオススメの本を紹介しました。この本を読んであげると、毎日どのパンツをはこうか考えるのが楽しんでくれると思います。

新しいパンツを買いに行く前に読んであげるのもオススメですよ。

次回は外国のパンツの絵本を紹介したいと思います。

コメント

  1. […] いない方は、ぜひご覧ください。 […]