教員を志す方こんにちは!!
どうも、パパっと先生です。
面接練習は、はかどってらっしゃいますか? 面接練習は、色んな人にやってもらうのが効果的です。なぜなら人によって、教育に対する考え方や質問の仕方が違うからです。
今回は、過去の事例からこんなことが聞かれるかもしれないという質問をまとめてみました。それぞれの質問を見て、ぱっと答えることができますでしょうか? もしできなければ、少し考えてみてください。ノートなんかに自分の考えを書いていってもいいですね。
では、スタート!!
自己PR、志望動機
必ず聞かれる自己PR、志望動機です。自分なりの回答を用意しておきましょう。少しずつ聞かれ方が違うので、どのパターンでも答えられるようにしておくといいと思います。
・30秒で自己PRしてください。
・志望動機を含めて自己PRしてください。
・志望動機は何ですか?
・あなたの長所と短所を含めて自己PRをしてください。
・教師を目指す理由は何ですか?
・教師を目指すきっかけになったことは何ですか?
自己評価
自分自身に関することです。しっかりと自分のことが理解できているかがポイントです。なぜなら、自己理解をしていることが他者理解の前提にあるからです。
自分のことをしっかり分析しましょう。当たり前ですが、ネガティブすぎる回答はNGです。
・あなたの長所は何ですか?また短所は何ですか?
・あなたの長所は何ですか?それは教育にどのように活かされますか?
・あなたの短所は何ですか?教育現場でそれはどのように補っていきますか?
・自分を一言でいうとどんな人間ですか?
・あなたは自身を動物に例えると何だと思いますか?
・あなたのストレス解消法は何ですか?
・今までの人生で一番頑張ったことは何ですか?それを教育にどのように活かしていきますか?
・今までで一番つらかった経験は何ですか?それをどのように乗り越えましたか?
対人関係
コミュニケーションが大切な職業です。集団での役割や、どのように人と接するかがみられている質問です。
・人と接する中で気をつけていることはありますか?
・人間関係でトラブルがあったとき、どのように解決していますか?
・人に接するときの自分のよくない点は何ですか?またその改善方法は?
・今まで所属してきた集団の中であなたはどのような役割でしたか?
・あなたは、友人からどのような評価をされていますか?
・人と意見が食い違った場合はどうしますか?
・あなたが “ついていきたい” と思うのはどんな人ですか?
教職観
自分の求める教師像や、教育理念についてです。明確なものをもっておくとよいでしょう。
・教師に必要な資質は何ですか?
・教師という仕事の魅力は何ですか?
・あなたはどのような教師になりたいですか?
・あなたがなりたくないと思うのはどんな教師ですか?
・子どもに好かれる教師とは、どのような教師であると思いますか?
・教師になる上で一番不安なことは何ですか?
・教師は、社会人として自覚が足りなといわれることが多いですがそれはなぜだと思いますか?
・今の教育現場の一番の課題は何だと思いますか?
その課題を解決するためにどのようなことが必要だと考えますか?
子ども観
これから対峙していく子どもについて、どう考えているかです。学生ボランティアなどで子どもと接する経験がある人は、その時の子どもを思い浮かべると考えやすいかもしれませんね。
・子どもにどのような力をつけたいと思いますか?
・今の子どもに足りないのはどのような力だと思いますか?またその力をつけるために、どのような教育を行いたいですか?
・今の子どもと昔の子どもの違う点はどのようなところだと思いますか?
・自分の子どものころと比べ、今の子どもが優れていると思う点を教えてください。
・採用されたらまず何年生を担任したいですか?その理由は?
・子どもとうまくコミュニケーションが取れないときはどのようにしますか?
・子どものコミュニケーション能力の低下が叫ばれていますが、どのような指導を行っていけばよいと思いますか?
・体験的な活動を通して子どもが身につけてほしい力は何ですか?
教育時事
現在ニュースになっていることや、教育話題の中心になっていることが聞かれます。教育時事に関心があるかみるための質問です。
日頃から教育ニュースにはアンテナを高くしておきましょう。
・最近気になる教育関係のニュースは何ですか?
・全国学力学習状況調査についてあなたの考えを教えてください。
・道徳の教科化について、あなたはどのように考えていますか?
・外国語の教科化について、あなたはどのように考えていますか?
・経済格差と学力格差についてどのように考えていますか?
教科指導
授業についてです。実際に教師になったつもりで考えましょう。
現在の教育課題も交えた質問になるので、考え方と対応力が求められます。
・あなたにとって “よい授業” とはどのような授業ですか?
・算数の苦手な子どもに対して、どのような授業を行いますか?
・授業中、話を聞かない子どもに対してどのように対応しますか?
・授業中、寝ている子どもに対してどのように声を掛けますか?
・学習意欲のない子どもにどのように指導しますか?
・一斉指導における子どもの理解度の差に対してどう対応しますか?
・道徳教育であなたが子どもにつけたい力は何ですか?
クラス経営
採用された場合、どのようなクラスを作っていきたいかです。子どもを任せられると思われるような明確なビジョンが欲しいところです。
・自分が担任をするならどのようなクラスを作りたいですか?
・担任するクラスのキャッチフレーズを決めてください。
・自分のクラスの学級目標は何にしますか?
・担任するクラスで1年間続けたいことはどんなことですか?
・4月の始業式の後の教室でのあいさつを実際にやって見せてください。
生活(生徒)指導
学校での生活指導は、年々増加している傾向にあります。すべてあり得る事例です。自分ならどのように対応するか考えておきましょう。
・子どもたちを叱るときに気をつけたいポイントは何ですか?
・注意しても言うことを聞かない子どもにはどう対応しますか?
・授業中立ち歩く子どもにどう対応しますか?
・子ども同士でケガをするケンカが起こりました。どのように対応しますか?
・いじめが発生した場合どのような対応をしますか?
・いじめの兆候を感じ取るために大切なことは何ですか?
・障がいのある子どもに対して、差別的な発言をする子どもにどう指導しますか?
・よく忘れ物をする子どもにどのように指導しますか?
・クラスで○○さんの上靴がなくなりました。どのように対応しますか?
・子どもが急に嘔吐しました。どのように対応しますか?
・毎朝遅刻をしてくる子どもがいます。どうしますか?
・クラスに不登校気味の子どもがいます。どのように対応しますか?
・虐待の疑いがある子どもがいます。子どもと保護者、それぞれどのように対応しますか?
教師間連携
いい学校は、教師間の連携が素晴らしいです。全職員が一枚岩になって教育に力を注いでいます。みんなで足並みをそろえるためにどうすればよいか?若手では、なかなか難しいですが考えておきましょう。
・他の先生と意見が食い違ったときどのように対応しますか?
・職場での人間関係で気を付けることは何ですか?
・相担の先生とうまくいかなかった場合どうしますか?
・進んで仕事をしない先生に対して、どのように付き合いますか?
・若手の教員の役割は何ですか?
保護者連携、対応
ますます難しくなっていく保護者対応についてです。各クラスに1名は必ず難しい保護者の方がいらっしゃると考えていいでしょう。そんな方ともどうすれば、うまく関われるのか。子どもを中心に考えておきましょう。
・保護者と関係を築くために大切なことは何ですか?
・保護者にすかれる先生とは、どのような先生ですか?
・家庭訪問のときに気をつけることはどんなことですか?
・教師が保護者に求めることは何ですか?
・学校、家庭、地域が連携していくために出来ることは何ですか?
・電話でクレームをつけてくる保護者に対してどのような対応をしますか?
・子どもの学習障がいを認めたがらない保護者にどう対応しますか?
まとめ
非常にたくさんの項目を挙げました。すべて自分の意見を書きだすのは量が多いので、すぐに答えられなかった質問だけでも、自分なりの考えをノートにまとめてみるといいですね。
毎日少しずつでも面接対策を行いましょう。お題さえあれば、トイレやお風呂に入っているときでも考えられますからね。時間を有効に活用しましょう。少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント