教員を志す方こんにちは!! どうも、パパっと先生です。
面接練習、はかどってますでしょうか? うまく話ができるようになると、自信がついて楽しくなってきますよね。個人面接は、だいたい2次試験で実施されている自治体が多いと思います。しっかり対策を立てておきたいですね。
今回は、「学生が絶対に聞かれる質問」を2つ紹介します。
聞かれる質問は、いたってシンプル
1.どうして教師を目指すのか
2.教師の魅力とは何か
です。どちらかは、(もしくは両方)必ず聞かれます。理由は、教師を志す意思を知りたいからです。
面接の始めにたいていは聞かれる質問なので、うまく答えることができればロケットスタート!!
好印象で面接が進んでいくこと間違いなしです。
ですから、この2つの質問には100点に近い回答を用意しておきましょう。面接では、他の受験者との差別化は超重要ポイントです。このページを見てくださった方にだけ、100点の回答を教えますので参考にしてください。
注意:他の人にはくれぐれも秘密にしておいてください。みんなが同じように回答し始めると差別化できなくなりますので…。笑
面接とはコミュニケーション
面接でまず大切なことは言葉のキャッチボール、つまりコミュニケーションがとれるかどうかです。コミュニケーションが基本となってきますので、苦手な人は初対面の方と話す練習をするといいと思います。
学生であるならば、自分のゼミ以外の教授、アルバイト先のおばちゃん、友達の友達など誰でもいいと思います。コミュニケーションなんて、経験を積めば誰でも上達していくものです。ですから臆せず色んな人と話すことが大切です。
こればっかりは、一人で練習するよりも誰かとやった方がはるかに効率的です。
面接でみられているポイント
教師の仕事は基本コミュニケーションです。ということで、うまくコミュニケーションが取れるかという点から、面接を重視している自治体は非常に多いです。ですから、面接ではどのようなところをみられているのかを知ったうえで面接に臨みましょう。
ポイントを分かっているかいないかでは、結果に差が出ることは間違いないです。5つの項目に分けてみました。
①表情や話し方はどうか
②仕事に対する意欲や情熱はどうか
③状況に応じた判断力はどうか
④専門的な指導力はあるかどうか
⑤教員としての資質や人間性はどうか
①表情や話し方はどうか
これは、態度や表現力はあるかどうかが見られています。いい先生は、相手の話をしっかり聴き、話し上手な方が多いです。
なぜかというと、表情が豊かであったり、言葉の表現がうまかったりするからです。
能面をかぶったような顔で話し続けるのはもちろんNG。
②仕事に対する意欲や情熱はどうか
「教師」という仕事に対して、意欲や積極性があるかをみられています。「熱血」という意味ではなく、自分なりの考えをもって教師になろうとしているかということです。
当たり前ですが、教育に関する質問をたくさんされます。そのときに、自分なりの考えをもって返答できるかがポイントとなります。
「私はこう考えます」という部分が大切ですね。
③状況に応じた判断力はどうか
そのときどきの判断力です。
なぜ判断力をみられているかというと、教師はそのときどきで判断を迫られる場面が多いです。そのときに、真摯で適切な判断をくだせるかを確認したいからです。
例えば、少し意地悪な面接官が、
「教育基本法第9条についてどうお考えですか」
と聞いてきたとしましょう。どのように答えますか?
教育基本法第9条は、
です。
覚えていて、それに対する自分の考えを述べることができたのであれば、素晴らしいでしょう。
しかし、覚えていなかった場合です。実は、面接官は「覚えていないだろう。どうするかな」と思って質問してきていることが多いです。
ここで、判断力が問われます。あなたならどうしますか?
「え~っと、確か9条では…」
と適当に答え、的外れな回答をしていると評価が下がります。覚えていないこともバレバレですし、何かあったときに適当に対応する人だなとも捉えられかねないからです。
こんなときは正直に、
「申し訳ございません。不勉強で、覚えていません。採用までにもう一度必ず勉強し直し、自分なりの考えをもちたいと思います」
と答えましょう。
そうすることで、「覚えてなかったけれども、真面目で素直な人だ。何かあったときにも真摯に対応できそうだ」という印象を与えることができます。
適当な判断はしないようにしましょう。
④専門的な指導力はあるかどうか
いわいる専門性です。小学校志望なら、小学生への対応の仕方。中学、高校志望なら教科や進路指導など。それぞれの区分に応じた対応ができるかが見られています。
最近は対応力をみるために、場面指導が面接内容に入っている自治体も多いですね。
⑤教員としての資質や人間性はどうか
将来性があるかどうかです。
この人を採用したときに、自治体としてプラスになるかをみられています。第一印象でほぼ決まると言ってもいいのではないでしょうか?
次の項目で解説する質問に100点で答え、好印象を持ってもらいましょう。
「どうして教師を目指すのか」の答え方
前置きが長くなりました。ここからが重要です。おそらく初めに聞かれる質問になると思います。
「どうして教師を目指すのか」
です。あなたなら、どのように回答しますか? ちょっと考えてみてください。
ちなみにぼくは学生のとき、
「自分の小学校のときの先生がとてもおもしろく、子どもの目線で指導してくれたので憧れを抱き、教師を目指しています」
と答えました。
このように考えている方、多くないですか?
悪くはないと思いますが、これは点数にならない回答です。たくさん学生の面接をみてきた面接官からすれば、「またこのパターンか」という感じでしょう。
とっておきの回答を紹介しましょう。それは、
です。先ほどとの違いがお分かりでしょうか?
ただ、憧れで教師になろうとしているのではなく、
- 相手(子ども)を尊重しようとしていること
- 自分自身をさらに高めようとしていること
がこの回答には含まれています。
このように回答すると、面接官は
「この人は教育をどう考えているんだろう」
「どんな指導をするだろうか」
と興味を持つこと間違いなしです。この回答ができたならば、将来性の部分はクリアしたと言ってもよいでしょう。
「教師の仕事の魅力は何か」の答え方
「教師の仕事の魅力は何か」この質問も始めによく聞かれる質問の1つです。
「どうして教師を目指すのか」に続き、聞かれることも多いと思います。
連続で質問されるとラッキーだと思ってください。
先ほどの質問で、
と100点の回答をしました。
それに続いて、
「では、あなたは教師の仕事の魅力はどのようにお考えですか」
と聞かれたらこう答えてください。
簡単に解説しますと、「人間的に成長できる」と先ほどと同じことを言っています。ですが、ここにはテクニックが隠されています。
「先ほどお伝えしたことと重なる部分があるのですが」
これを言うことにより、自分の主張が一貫していることを伝えやすくなります。
「人格を形成し続けることができることが魅力であると考えます」
先ほどとは、言い方が違いますが意味は同じです。人間は、同じ言葉を何度も聞かされると飽きてしまうので、同じ意味のことを伝えたくても違う言い回しを使った方が効果的なのです。
他にも「人格を豊かにする」などの表現がありますね。
自分が人間的に成長し続けたいということをアピールしましょう。
ここで、他の受験者と違う切り口で面接に入っていけることはとても有利です。違いを見せることで、面接官に興味を持ってもらうことができるでしょう。
まとめ
今回は、学生の方向けに必ず聞かれる質問について書きました。ポイントは、
ということでしたね。
もちろん、質問はこれだけではありません。他にもこんな質問があるだろうと考えましたので、そちらもみて頂けると参考になると思います。どんな質問が来るか、想定しておくことが大切です。
面接は、練習量がものを言います。色んな人に見てもらって様々な角度からアドバイスをもらいましょう。
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