小学校のときの先生って机の周りにたくさん物があったイメージありませんか? ある方も多いと思います。教師という職業は、案外色んなものが必要です。「コレがあったら便利」という感じで物が増えていくんですよね。
今回は、4月からすぐに必要というわけではないけれども、持っていれば絶対便利というアイテムを紹介していきたいと思います。
自分なら絶対必要だと思うものは準備しておいていいと思いますよ。
あれば役立つ便利な道具
スタンプ
後々確実に持っているだろう代表アイテムはスタンプです。教師になると、宿題、毎日のノート、遠足などに行くと感想文…見るものがたくさんあります。
持っていて間違いなく便利なのは、自分の名前のシャチハタのスタンプです。連絡帳を見るときに使えます。
シンプルな名前のみのスタンプでも構いませんが、ここなら犬や猫、パンダの可愛い名前入りシャチハタスタンプを作ってくれます。そこまで高くもないので複数作っておくのもアリだと思いますよ。
ノートが返ってきたとき、コメントが書いてあって可愛いスタンプが押してあると嬉しいですよね。
複数持っていると、「今日はこのスタンプかぁ~」と子どもは喜んでくれます。持っていると重宝すること間違いなしのアイテムです。
会議があったり、出張があったりと毎日ゆっくりコメントを書いてあげる時間がないこともありますので、そんなときはスタンプを押してあげるといいですよ。
ホームセンターには置いていないことが多いので、雑貨屋さんめぐりをするかインターネットで購入するといいと思います。教師を始めると間違いなく購入するものなので、早めに準備しておいてもいいかもしれませんね。
書きやすいボールペン
先生と言えば、赤いインクのペンを想像するのではないでしょうか? 実際にあのペンは毎日使います。ですが丸付けをしていると、先端が丸くなってきて字が書きにくくなります。
ぼくは字が上手ではないので、あのペンで字を書くことが苦手です。しかし、担任をしているとノートのコメントなど文字を書く機会はとても多いです。そこで登場するのが書きやすいボールペンです。
文字を書くときは、いつもお気に入りの書きやすいボールペンを使っています。丁寧に書くことが苦手なぼくの場合、その方がきれいに書けるからです。
必要最低限の文房具は学校の事務用品として、おそらくもらうことができます。しかし、ボールペンって書きやすさ、書きにくさがありますよね? ノートに書いた字は、保護者の目に入る機会も多いのでぜひとも丁寧に書きたいものです。
ですので、書きやすいボールペンを黒、赤は用意しておくと便利でしょう。
書類を保管する大き目のファイル
ハードカバーのごついファイルが1つあると便利です。なぜかというと、教師の世界はこんなにデジタル化が進んでいるにもかかわらず、紙媒体で企画の提案や会議が行われることが多いからです。
4月当初は驚くほどたくさんの書類が配られます。カテゴリーごとに分けておくと分かりやすい書類もありますが、分けすぎるとすごいファイル量になります。
新任の頃、カテゴリーごとに書類整理に挑戦しましたが、分けだすとファイルが20冊ぐらいできてしまいました。1年後、分厚くなったファイルもあれば数枚で終わってしまったファイルもありました。
1年間やってみましたが、もらった書類をどのファイルに入れるかもいちいち悩みましたし、行事がある度にファイルが増えていきますので正直オススメしません。
面倒くさくなって、ぼくは1年でやめました。
そこで登場するのが、ハードカバータイプのファイル。
職員会議などで提案された書類をとりあえず綴じていきます。職員会議で配られたプリントって、後々見るかどうかわからないので、結構処理に困ります。
明らかに使うプリントは、普段使いのノートやファイルへ。見るかどうかわからないプリントはとりあえずこのファイルに綴じるようにしていました。そうすることでファイルの数が減ってすっきりします。
整理整頓が得意な方は大丈夫かもしれませんが、苦手な方は1つ用意しておくと書類の整理に困らないでしょう。
穴あけパンチ
学校に必ずありますが、小さいものを個人で持っておくと便利です。理由は、学校にあるといっても2,3個だと思いますので、書類をファイリングするたびに置いてあるところまでいかないといけないからです。
引き出しに入るサイズが理想です。
すぐに壊れるものでもないので、100均のものよりもちょっと高いものを買ってもいいと思います。横にめもりがついていて、書類を折らなくても中心が分かるタイプのものが便利でです。
少しの時間を節約して、効率よく仕事をしましょう。
机の中の文房具を整理するトレイ
教師に与えられる机は、ごくごく普通の事務机です。教師は書く仕事や教材を作る仕事をしなければいけませんので、文房具が増えてきます。そんなときに、机の中に入る整理整頓用のトレイがあると便利です。
これは本当に重宝します。特に教室の事務机。毎年担当する学年が変わると、教室もかわるので3月には教室を引っ越さなければなりません。
3月の春休みは、子どもは学校に来ませんがクラス分けをしたり、指導要録をまとめたり、一年の片付けをしたりと非常に忙しいです。そんな中での教室移動準備はとても大変です。
トレイがあれば、ガサッとトレイごと出して移動できるのでとてつもなく便利なのです。文房具を机の中にたくさん詰め込む前に、トレイを準備することをオススメします。100均でも十分ですので、自分のタイプにあったものを選びましょう。
卓上カレンダー
予定の書きこみ方での便利グッズです。これは、先生によってさまざまです。手帳に書いている先生もいらっしゃれば、携帯に入れている先生もいます。
それを見て行動できるなら大丈夫です。しかし、教師は出張や研修が実はけっこう多いです。場所、時間、それを卓上カレンダーに書いておいて職員室においておくとスケジュールが一目瞭然ですよね。
このあたりは、自分の最適なスケジュール管理の方法を見つけていきましょう。
大きい付箋
なにかとあると便利です。どんな時に使うかというと、今日やることリストをパッと書いて貼っておいたり、伝言することを書いて他の先生の机に貼ったりするときに使います。
メモ用紙と違い風で飛んでいかなかったり、他の書類に紛れにくかったりするところがいいです。
オシャレな女性の先生は雑貨屋さんで可愛いキャラクターの付箋などをたくさんもっていらっしゃいました。可愛いアイテムを持っているとモチベーションが上がるタイプの人は、お気に入りのものを準備してもいいですね。
使い始めると結構な頻度で使うと思いますので、100均で準備しておいてもいいと思います。
キッチンタイマー
学校で準備されているところはとても親切です。あったら便利というか、ぼくの場合は教室にないと困ります。
制限時間をもうけるときに子どもたちに目でも耳でも支援することができるからです。
使う場面は、授業中だと考える時間を設定するときに使います。子どもはその時間をみながら、自分で時間配分をして考えることができます。
発表する時間を制限するときにも便利です。小学校の場合だと、グループ発表の機会が多いと思います。特に参観などで行う場合だと、時間を決めていないと参観時間内に終われないので、タイマーを使い時間をうまくコントロールすることができます。
また学級会でゲームをするときにも使えます。ぼくが結構使っていたのは、給食当番の準備をするときに使っていました。エプロンに着替えて、手洗いをして並ぶあの準備が遅いんですよね。
給食時間はみんな同じですので、準備が遅くなると給食室が混む、すると給食開始が遅くなる、チャイムまでに食べられないという悪循環…。ですから給食当番の準備の早さが、給食を時間内に食べるためにポイントなんですよ。
100均にも売っていますが、小さくて文字が見えないため、購入するのであれば大き目のものを購入すると使い勝手がいいですよ。
コーナーカッター
もしかしたら学校に1つぐらいはあるかもしれません。何の道具かというと、ラミネートしたものって角が尖っていて痛いですよね。それを落として角を丸めることができる道具です。
使い方は、穴あけパンチと同様に挟んで押すだけです。教材を作ってラミネート加工するのであれば、角を落としておくといいと思います。子どもがさわってケガをする可能性が激減するからです。ぼくは1年間使用するものや、これから何度か使うという教材を作ったときは角を落すようにしています。
あったら便利なアイテムですよ。
デジカメ
だいたいの学校では、学年に1つは与えられると思うデジカメ。最近では学級通信で様子を載せるときにも使うので、学校現場でも大活躍です。
しかし、学年1つだとクラスが複数あるときに使いづらいです。新任の先生だと気をつかいますしね。そして何よりの欠点が学校のデジカメは大体使いにくいか、画質が荒いです。
仕事にも慣れてきて、自分が結構デジカメを使うと思ったら学校用に1つ買っておくのもいいと思います。ぼくの知り合いの先生で、プライベートのものをそのまま使っていてクラスでテレビにつなげて提示しているときに彼女の写真を出してしまった人もいましたので。
もちろん、最悪子どもがさわって壊れることも想定して高価なものはやめておきましょう。
まとめ
仕事になれてくると、ノートを集めるかご、ブックエンド、書類を挟むクリップ、色々欲しいものがでてくると思います。
必要に応じて買い足していきましょう。
今回紹介したものは、デジカメ以外はそこまで高くないアイテムですので持っておいても損はないと思います。便利グッズを上手く使いながら、楽しい教職生活を送ってくださいね~。
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