もうすぐ子どもが一年生!! 小学校に入学するとなると子どもの成長を感じますよね。同時に働き方について考えるお母さんも多いのではないでしょうか?
保育園の頃はおそくまで預かってもらうことができていましたが、小学校はそうはいきません。今まで通り働くのであれば、学童に入れることが必須になるでしょう。
「子どもを学童に入れず、家でみてあげたい」と思う方は転職もしくは退職が避けられません。ずっと働いてきた方にとっては大きな決断ですよね。我が家も上の娘が1年生になるころに妻が仕事を辞めました。夫婦で話し合い、とても迷いました。
今回は転職、退職したときのメリット、デメリットについてまとめようと思います。今まさに悩まれていらっしゃる方は、参考にしてくださいね。
デメリットとして考えられること
まずは、デメリットとして考えられることをまとめていこうと思います。生活の変化に伴って起きるであろうことをあげていきます。
収入の減少
最大のデメリットといえばやはり収入の減少でしょう。旦那さんが相当稼いでいない限り、一人分の稼ぎがなくなることは家計にとって非常に痛いです。
しかも共働きだったときは、節約や我慢をそこまで意識していない家庭が多いと思います。お金よりも時間をとるならば、必然的にそうなりますよね。
ここで問題になってくるのは収入が減少しても、たいていの人は生活スタイルをすぐに変えることは難しいということです。節約や倹約に楽しみを見出しながら生活していくことが大切です。
間違っても今まで通りの生活をしていると、おそらくお金に困ることになってくるでしょう。
急に時間ができて戸惑う
次に考えられるのはこれではないでしょうか? 今まで仕事に熱心に打ち込んでいた人に起こりやすい現象です。急に時間ができたため、何をしていいのか分からない状態になってしまうことです。
今まで家族のために、会社のために働いてきたけれど、急にそれが無くなり心にぽっかり穴が開いた状態になってしまうことがあります。
そうならないためにも、もし仕事を退職するならば次にやりたいことを先に見つけておくのもいいかもしれません。
メリットとして考えられること
収入の減少は非常に痛いですが、それに見合う、もしくはそれ以上のメリットもあると思います。むしろメリットがあるからこその転職、退職ですよね。こちらも順に見ていきましょう。
心にゆとりがもてる
時間に余裕があると、心にゆとりがもてます。働いていた頃を考えると非常に分かりやすいと思います。平日は子どもとなかなかゆっくり話ができないような日々を送っていなかったでしょうか?
仕事の量を減らす、もしくは仕事を辞めると今までなかった時間の余裕が生まれます。つまり心にゆとりがもてるということです。
子どもが安心できる
1年生になると子どもも大きく環境が変わるので不安に感じることも多いでしょう。ですが、毎日学校から帰ってくるとおうちにお母さんがいるだけで安心できます。どんな子どももお母さんが大好きだからです。
ですから子どもにとってもお母さんが家にいてくれることは、非常にありがたいです。
子どもを中心に考えるのであれば、子どもが小学校から帰ってくる時間帯には家にいてあげたいですね。
思う存分子育てに集中できる
子どもが帰って来てから時間が充分にありますので、やりたい子育てに力を注ぐことができます。
一緒に勉強するのもいいし、習い事に連れて行ってあげるのもいいと思います。毎日少し手の凝ったご飯を用意してあげて食育に力を入れるのもアリでしょう。
決断の時期はいつ?
仕事を続ける、転職する、退職、いずれはどれかを決断しなければいけません。その決断をいつするのかがひとつのポイントになります。
4月1日
学校が始まるのは4月1日からです。そこに合わせて仕事スタイルを決めていくというパターンです。転職、退職を考えている人は、遅くとも年初めから動き始める必要があるでしょう。
年初めから4月まではバタバタとすると思いますが、4月1日から生活リズムが確立されることは大きなメリットです。
4月から一定のリズムで生活したい、子どもを安心させたいと考える方は4月までに転職、退職の準備をするようにしましょう。
とりあえず働きながら考える
実はこのパターンもあります。転職、退職に踏み切れず、金銭的にも不安が残る場合はとりあえず働きながら考えるという方法です。
4月になると子どもを学童に入れることになります。正直、学童は子どもによって合う、合わないが大きく分かれます。学童が合う子にとってみれば、学校が終わり学童へ行き、そのままみんなと遊ぶイメージです。だから学童へ行くことが楽しく感じられます。
逆に大勢の中で過ごすことが苦手な子どもにとっては、放課後まで集団の中で生活するのが苦痛に感じてしまいます。
こればかりは実際に入ってみないと何とも言えません。ですから、とりあえず4月も働き続け、子どもが学童に合うようならそのまま、もし学童に合わなければそこから転職や退職の道を考えるという方法です。
デメリットとしては、転職、退職も「次の日から」というようにはいかないと思うので、子どもが学童に合わなかったとしても少しの間は我慢して行ってもらわなければなりません。
まとめ
子どもが小学校に入ったときの働き方は、人それぞれです。これが正解といったものは正直存在しないと思います。
ぼくたち夫婦の考えは、
「仕事は10年後でも、やる気になればできる!! でも子どもたちと過ごす時間は絶対に戻ってこない」
でした。だから思い切って妻が仕事を辞め、育児に専念することにしました。
家計的にはもちろん収入は減りましたが、妻も在宅ワークをしながら助けてくれているので不自由はしていません。むしろ子どもたちが学校から帰ってきて、妻と勉強や料理をして楽しめていることに幸せを感じています。
子どもが大きくなったときに後悔をしていないような子育てをしたいですね。
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