【教員】「負のスパイラル、体の異変。眠れない」

ベッドで悩む男性の写真 教員の病気
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どうもパパっと先生です。

“負のスパイラル”

誰しも人生において、一度は経験したことがあるのではないでしょうか? いわゆる “連鎖的に悪循環が起こる” ってやつですね。1つ悪いことが起こると、その次も悪いことが起こる、その次も…。はまるとなかなか抜け出せない。

本当に困ったやつです。ハイ。

なかなか抜け出せないと言いましたが、抜け出すのは、実は簡単♪(どっちやねん!)

何をすればいいかというと…

“どこかで連鎖を断ち切ること”

です。これができれば、抜け出せます。<(`^´)>どやっ!

これって難しいですよねぇ。一生懸命働いているほど難しいんですよねぇ~。でも、強制的にでも断ち切らないといけない場合もあります。

体調や精神が壊れたときです。

方法としては、“仕事を休む” “病院に行く” です。

真面目な人ほど、なかなかやりにくいことですが、勇気をもって一歩踏み出しましょう。

 

今回は、心や体に現れた異常についてです。オメェーに教師としての力があれば、そうなってないだろ? と言われれば、その部分もあると思います。スミマセン。

でも、あったことをそのまま書こうと思います。あなたも心当たりがあれば要注意。

“少し休む” “病院へ行く” を検討してください。

 

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カウントダウン

4月。
「6年A組、パパっと先生」

体育館で校長先生にそう言われて、A組スタート。

喋りまくるA組。
「こりゃ、一筋縄ではいかんな~」
そう思ったのも今でも覚えています。

黄金の3日間と言われる始めの3日間

“どんな話をするか”
“締めていこう”

など、結構考えていたと思います。

しかし、

聴かせようとしても、聴く耳を持たせられず…、和ませようとすると、収拾がつかず…、
ビシッと言ってもなかなか持続せず…。

初日から

「卒業まであと192日か…」

と考えていました。(笑)

始まった日に冗談交じりで、そんな会話をすることも今までもありました。でも、日々変わらぬ状況に今回は、

あと191、190、189…

毎日数えるようになりました。それぐらいツラかったんだと思います。

もっといいクラスにしたかった。でも、できなかった…。

子ども達に申し訳ない気持ちは今もあります。自分なりにやったつもりですが、気持ちだけが空回り…。気持ちと裏腹に上手くいかない現実。

早く終わればいいな。

そんな気持ちから、カウントダウンを始めてしまっていたのかもしれません。

 

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ウキウキがソワソワ

音楽を教えてくださっている先生が、以前同勤したことのある先生でした。以前の学校では子ども達にも慕われ、魅力のある、頼りになる先生でした。ぼくも尊敬している先生のお一人です。

“頼りになる先生がいてくれてよかった”

そう思っていました。しかし、2回目の授業のあとに言われました。

「A組だけおかしい」
「授業が成り立たへん」
「始めからこの調子ということは、そういう素質の子が集まっている」
「ちょっと気をつけとかなあかんわ」

とのこと。

“あ~、これマジでヤバイやつやな~” そう思いました。他の先生の授業でも同じく落ち着かず、結局、どの先生の授業にも支援で入ることに…。高学年のメリット消滅です(T_T)

音楽や家庭科を、他の先生にしてもらえるのがひとつのメリットなのですが、それが無くなったのは、しんどさを加速させました。1日中同じ子どもと、ずっといるのはさすがに疲れます。

 

そのころからです。

毎週金曜日は、妻との楽しい晩酌と決まっており、金曜の放課後は “ウキウキ” だったのですが、その楽しい晩酌よりも、

“2回休んだら、また始まるのか…”

と気持ちが落ち着かず “ソワソワ” するようになりました。

気持ちの切り替えができなくなってきていたのでしょうね。

 

GWとか悲惨でした。家族で過ごす楽しい予定はありましたが、始まる前から、

「終わったら、終わったら…」

と言っていました。(笑)

仕事とプライベート上手く切り替えられなくなってきたら黄色信号です。

このころは、我が子と遊んでいるときも仕事のことが頭から離れてなかったなぁ~。真面目脳が “どうしたらいいだろう” と四六時中考えていたのでしょう。その結果、上手くストレスが発散できない羽目に…。

 

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眠れぬ夜

睡眠には、脳を休ませ自律神経を整える効果があると言われています。

“疲れを取る”

っていうやつですね。

 

5月の中旬ぐらいから、それができなくなってきました。明らかにダメですよね…。ベッドに入っても頭の中は、

“明日はどうやったら落ち着くだろう?”
“そのための準備は何をすれば…”

と考えシュミュレーション。可愛い我が子が寝る横で、そんなことを考えなかなか寝付けない。考えないようにしても、頭に浮かんでくる。ようやく眠りにつくことが出来ても3時ごろに学校のことで目を覚ます。

それから眠れず悶々として朝を迎える…。そして通勤。

そんな日々が続きました。

“眠れない”

という形でぼくの心と体がSOSを発信していたのだと思います。というより、脳の状態が通常の状態じゃなくなり始めていたのでしょう。

“眠れなくなる”

これは本当に要注意です。こうなってきたら赤信号!!続くようなら今すぐ病院へ! 自分のことを考えてあげましょう。

放っておくと、次々に不調となって表れてきます。

 

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落ちる、鈍くなる

何のことかというと、落ちたのは “集中力” です。

鈍くなったのは “判断力” です。

子どもがいるうちは、気が張っているので踏ん張れていました。しかし、放課後は疲れ切って全然ダメ。何をしても続かない、やる気が出ない。集中して仕事をこなすことができなくなってきました。

判断力も鈍くなってきました。

何から始めよう?
プリント何がいるだろう?
会議の時間までに何をしておこう?

今まで当たり前のように決めていたことが決めきれない。当たり前と言えば、当たり前ですね。

ストレスがたまる

眠れない

疲れが取れない

全てにおいてパフォーマンスが落ちる

さらにストレスがたまる

 

完全に負のスパイラルにはまっていました。

抜け出せない、断ち切れない…。1人ではもうどうしようもないところまで来ていました。

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まとめ

いかがでしたか? みなさんも思い当たるようなことありましたか?

“眠れなくなる”

これは本当にダメです。幸いパパっと先生は1人暮らしではなかったので、気にかけてくれる妻がいました。

「なぁ、病院行こう」

1人だとおそらく行けていないと思いますが、このとき行っておかないと、元に戻れなかったと思います。いや、考えただけでも恐ろしいですがもっと、もっと悪化していたことは間違いありません。

“病院に行く” という手段で負のスパイラルを強制的に断ち切ろうとしてくれた、妻には感謝、感謝でいっぱいです。

ありがとう。

 

ということで、次回は病院について書きます。

上手くいかないときは、そういうものでこの病院もすんなりは行きませんでした…(笑)

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