【必見!!】新任教師が読むべきおすすめの本 10選を紹介  

本が積まれた写真 新任先生へアドバイス
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教師となれば誰しもが子どもたちを成長させたい、いいクラスにしたいと思うものでしょう。そうできれば、子どもも自分も楽しい学校生活を送ることができるからです。

しかし、新任教師には経験がないためどのように対応してよいか分からないことだらけだと思います。経験しながら学び、またベテランの先生に教えてもらいながら成長していけば大丈夫ですが、やはり初年度からうまくやりたいというのが本音ですよね。

そのためには勉強することが一番の近道になるでしょう。ぼくの経験上からもこの本は、読んでおいた方がいいというものを紹介していこうと思います。

いざスタートしてしまうと、本を読む時間もなかなか取れないんですよね。最初のうちは、

起きる

学校

猛烈に働く

帰宅

ご飯、お風呂

バタンキュ~

だと思いますので。ですから少しでも余裕のあるうちに知識をつけておくことをオススメします。

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必ず知っておきたい!若い教師のための職員室ルール

大卒の先生にはもってこいの本だと思います。基本的なことから人間関係をうまくいくようにするための秘訣まですべてかかれているからです。

大卒の人は働いたことがないので、知ってなくても当たり前ですが「初日からできると好印象!!」という小さなことから書かれています。

仕事の基本的なことが書いてあるので、アルバイトなどをほとんどしたことがない人はぜひ読んでおきましょう。

本の内容は大きく分けて4章に分かれています。

第1章 あなたの好印象をつくる!職場の基本ルール

第2章 同僚との人間関係がうまくいくルール

第3章 上司とうまくつきあうルール

第4章 よりよい人間関係にする!会話力トレーニング

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初任者でもバリバリ活躍したい!教師のための心得

“初任者には、初任者のための「心得」がある!

というのがこの本で伝えたいことです。経験を積んでいくと、「もっと早く知っておけばよかった」「初任のうちに知りたかった」ということがたくさん出てきます。そんなことがいくつも書かれています。

具体的に言えば、初任者であってもクラスを安定させ、授業実践にできる限り力を入れていくことで、それ以降の活躍につながっていくということです。そのクラスを作るために、その授業を展開していくためにはどうしたらよいかということが分かりやすく述べられています。

学級経営を始めるまでに読んでおきたい1冊です。

本の内容は大きく分けて6章に分かれています。

 

第1章 はじめの一歩で差がつく!バリバリ活躍するための心得編

第2章 安全・安心のクラスづくりを目指す!安定した学級経営&子どもとの関わり編

第3章 初任者でもここまでは押さえたい!子どもに力をつけるための授業づくり編

第4章 コミュニケーションが肝心要!味方を増やす職員室・保護者対応編

第5章 初任のうちに必ず身につけたい!デキる教師になるための仕事術編

第6章 3年目の飛躍を目標に!初任者でもできる自己研鑽編

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よくわかる学級ファシリテーション

この本は問答無用でオススメです。

「ファシリテーション」とは、集団活動がスムーズに進むように、また成果が上がるように支援することをいいます。学級会や授業の場面で、質問によって子どもの意見を引き出したり、合意に向けて論点を整理したりすることが挙げられる。こうした働きかけにより、メンバーのモチベーションを高めたり、発想を促進したりすることができます。

学級経営にも先生それぞれの価値観があると思いますが、ぼくの理想とする最高の形は「子どもたち自身が持っている力を引き出し、お互い協力して問題解決にあたることができるクラス」だと思っています。

子どもの持っている力を引き出すためのスキルが書かれた1冊です。具体的にはファシリテーションの技(説明、質問、評価、隊形、可視化&可聴化)、最初の1週間および1週間後の「クラス目標」のつくり方です。

どんな学級をめざし、子どもとどうかかわり、学び合うのかを悩んでいたら読む価値のある本だと思います。

シリーズとして3冊ありますので、3冊とも一気に読破してもいいと思います。

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新任3年目までに知っておきたい ピンチがチャンスになる「切り返し」の技術

教師をしていると様々な問題シーンに出くわします。そのとき、その教師がどのような「切り返し」を行うかで子どもの成長度合いがぐっと変わってきます。

「アカンやろ」だけでは、何がダメなのか分からないし、じゃあどうすればいいのかと考えることもできません。ピンチのときこそチャンスと捉え、子どもも教師も成長できる「切り返し」の発言を行うことが大切です。

本書では、50個の切り返し場面が想定して書かれています。また、切り返し内容も面白く「なるほど~、そんな切り返し方があるのか」と感心させられる部分が多いです。

全部で5つのシチュエーション(クラス運営、個別対応、授業づくり、行事指導、コミュニケーション)に分けてあるので非常に分かりやすいです。

うまく切り返して指導していくためにとても勉強になる1冊です。

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新任3年目までに必ず身に付けたい! 子どもがパッと集中する授業のワザ74

新任教師であれば、なんといっても取り柄の「若さ」があるので休み時間子どもと一緒に遊ぶことができれば、ある程度心はぐっとつかめると思います。子どもは一緒に遊んでくれる先生が大好きだからです。

しかし、教師たるものやはり授業が重要!! 授業力がなければ、子どもは学力が伸びませんし、教師としての魅力も半減してしまいます。

授業で悩んでいる人には、もってこいの1冊です。「話しながら集中させる技」や「漢字ドリル読み」などすぐに実践できる技が多数掲載されています。

ちょっとしたテクニックを身につけるだけで、授業の面白みが何倍にもなっていきますよ。

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小学生がシーンとして聴く道徳話100選

子どもは先生が話す、「教科書に載っていない話」が大好きです。その話が興味深いものだとなおさらです。理由は教科書に載っていない内容は、ほとんどの子どもが知らない情報のため関心が深いからです。

この本は、大人が読んでも「なるほど、そうだったのか」と思う内容が100も掲載されています。

しかも、優れた日本人やリニアモーターカーなどのノンフィクションがほとんどで、読むだけで自分自身が本当に勉強になります。中村哲、杉山龍丸、吉岡秀人など、知られざるところで今も活躍する日本人についても扱っていて、子どもでなくても感動できるエピソードが満載です。

手元にあるだけで話に困ることがなくなる一冊だと言えます。道徳の時間だけでなく、普段の生活でも伝えられる話がたくさん載っています。

たくさん話をしてあげると、物知りな先生と思われること間違いないでしょう。

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教室はまちがうところだ

学級開きでいつもぼくが使う読み聞かせの絵本です。色んな意見を子どもから出させて、そこからみんなで学んでいきたいと考える先生にはぴったりの本ではないかと思います。

本の内容はシンプルで、

おんなじことをくりかえすうちに、それからだんだんどきりがやんで、言いたいことが言えてくるのだ。はじめからうまいこと言えるはずないんだ。はじめから答えがあたるはずないんだ。

教室はまちがうところだ みんなどしどし手をあげて まちがった意見を言おうじゃないか まちがった答えを言おうじゃないか。まちがうことなんか、こわくない! そんな教室を作ろうやあ。

教室はまちがうところだ より引用

という内容です。これを読んで、「先生もこんなクラスにしたい。だからみんなの意見は大切にするし、発表しようとする気持ちを尊重したい」 と子どもたちに話します。

具体的な理想を絵本で示すことによって、子どもたちも理想のクラスが想像しやすくなります。

学級開きで使える1冊だと思いますよ。

 

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スペシャリスト直伝!小学校クラスづくりの核になる学級通信の極意

学級通信の書き方を解説した本です。担任になれば、ほとんどの人が発行することになる学級通信。どんなネタにするか、どんな構成にするかで悩み、なかなか進まない人も多いと思います。

そんな人に向けて書かれた1冊です。著者の経験から、構成の仕方や伝え方に至るまで丁寧に、見やすく書かれています。実践を交えて書かれた本ですので、とても臨場感があり参考になると思います。

文章の作成が苦手な方は、手元に置きながら通信を作りたいと思える本です。

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保育士・教師のためのティーチャーズ・トレーニング: 発達障害のある子への効果的な対応を学ぶ

発達障がいについて基本的なことを学ぶことができる本です。

本書では、「ほめる」「無視する」「指示する」 と行動を3つに分け、発達障がいの子どもへの接し方を伝える「ティーチャーズ・トレーニング」を紹介しています。子どもの「困った行動」を減らし、学級運営が楽しくなる手法が紹介されています。

イラストが多く記録用紙も付いているので実践に結びつけやすいです。特に発達障がいの子どもと関わったことがない人には比較的イメージが付きやすい本だと思います。

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発達障がいの子がいるから素晴らしいクラスができる!

近年、発達障がいを持つ子どもの数が増えていっています。クラスに平均して2~3人はいると考えてよいでしょう。発達障がいといってもLD(学習障害)やADHD(注意欠陥多動性症候群)アスペルガーなど子どもによって様々です。医師からの診断がある子どももいれば、保護者が認めず診断のない子もいます。

その子どもたちを「通常学級の中でどのように伸ばすか」ということは教師として一つの課題だと思います。また、「発達障がいの子だけでなく周りの子をどう指導していくか」ということもとても重要です。

様々な子どもたちがいる環境の中でどのようにその子をそして周りの子どもたちを育てていくか、実践を交えて紹介されています。

教師を続けていると必ずぶち当たる壁ですので、どのように対応していくのがよいか本書を通して学んでおくといいと思います。

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まとめ

いかがだったでしょうか? どの本も大変優れているのでとても読む価値があると思います。まずは1冊でも手に取り、イメージを膨らませることが大切だと思います。

困ってから読むのではなく、事前に読んで知識をつける

そうすることで自分の実践に生かすことができると思います。たくさん知識をつけ実践し、子どもも自分自身も成長できる学校生活にしましょう。

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