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どうもパパっと先生です。
今回は、転院したときのお話です。
結果から言うと、“適応障害” という診断でした。
“適応障害” とは、ストレスの要因がはっきりとしていて、情緒面や行動面に問題が生じるもののことです。気分が落ち込んだり、涙もろさが見られたり、不安感につきまとわれ、些細なことでも心配したりするようになります。
理由は、今の環境、特に職場の状況がよくなかったからです。
その職場の状況を変える、もしくは休職することが回復への第一歩となるとのことでした。
前回お話した通り、初めて行った病院の先生とは、相性が合わず…とういか、
“特に問題なし”
みたいな診断でした。
先生…自分としては、すごくしんどいんですけど…と思いましたが。精神安定剤を出してもらい、なんとか教員採用試験に挑み、そうこうしているうちに2週間が経ちました…
一向に改善する気配なし!!
むしろ、悪化しているんじゃないか? という日もあるぐらいでした。安静に過ごしていたんですけどね。
そんなぼくを見守り支え続けてくれる、妻。一向に回復しない僕をみかねて、
「別の病院行ってみ~ひん?」
と言ってくれました。
心配してくれることは、とてもありがたかったですが、正直めんどくさかったです。今見てくださっている方が、精神的なツラさをお持ちであれば、分かっていただけると思います。
ただでさえダルい。
身内の妻にさえ、自分の気持ちを上手く伝えられずイライラする。それをもう一度、初対面の先生に一から説明しないといけないなんて…
ツライ…辛すぎる…
と思ったので、はじめは渋りました。
しかし、色々調べ、予約もしてくれた妻のためにも…そして心配してくれている我が子のためにも…と思い、頑張って違う病院へ行きました。
妻が電話をしてくれました。取れた予約が1週間後でしたので、前回お伝えした通り、
“いい病院なのかもしれない”
と少し期待を持って受診しました。
※予約が取りにくいということは、それなりの数の患者さんがいるので、いい先生の可能性が高いです。
ついに2つ目の病院を受診することになりました。
“これからどうなるのだろう”
“ホンマに治るんかな”
“また、特に問題なしだったらどうしよう”
不安がいっぱいでした。今回も妻が付き添ってくれ、ありがたかったです。前回の病院で書いたような問診表を記入し、先生の診察へ。
今回も活躍したのは、前回まとめておいた
でした。紙を見ながら、前回の先生に伝えたことと同じことを伝えました。今回の先生は、
「非常によくない方向に進んでいますね」
「放っておいてもおそらく改善はしないです」
「今のお薬だけではダメですね」
とのことでした。
“やっぱりそうか・・・”
と妻と顔を見合わせたと同時に、 “同じ心療内科なのにどうしてこんなに違うのか” とも思いました。
この病院でも病名はつきませんでしたが、
「パパっと先生の場合、お薬の服用とカウンセリングを受けてみてもいいと思います」
と言われました。
「ただ…」
「ただ?なんですか??」
「うちは、カウンセラーがいないので他の病院で受診されてはいかがでしょう?」
ビックリ仰天!! 心療内科の先生は、そんな話も聴いてくれるのかと(勝手に)思っていたので、まさかそんな展開になるとは…
というわけで先生の紹介により、またしても転院することになりました。
何だかタライ回しのような…
そう思い、“また、同じ説明を違う先生にしないといけないのか…” と思うと、鬱な気分になりその日はぐったりでした。
みなさん、同じような症状で病院をお探しなら “カウンセリング併設の病院” で探してもいいかもしれません。
3つ目の病院。妻が電話をしてくれ、早くて2週間後か、たまたまキャンセルが発生した今日5時。という2択で、心の準備もないまま病院へ行くことになりました。
今回の先生は、はっきり言う先生でした。“自分の症状の変化をまとめておいた紙”を見ながら、また同じ説明。
先「パパっと先生の体のことを考えると、引っ越しを諦めては?」
パ「子どものこともあるのでそれは…」
先「やめたら後悔すると思う?」
パ「はい、間違いなく」
先「じゃあ、それはおいとこう」
先「仕事については…?」
先生に仕事について聴かれ、4月からの様子や自分の気持ちを話しました。一通り話し終えると、
先「今のクラス、もしくは環境がパパっと先生に合っていません。適応障害というやつです」
とのこと。
「ストレスが溜まり続けで、情緒面に症状が現れています」
やっぱりストレスが一番の原因だったのかと思いました。
先「一番は今の環境から離れること」
「パパっと先生の場合、環境が変わればおそらく改善するでしょう」
パ「仕事はどうすればいいですか?」
先「休むか、薬を飲みながらやるか。です。」
「ただ、薬を飲んだからと言って大丈夫と言い切れる保証は無いです。」
「なので、家を建てる前に引っ越しを諦める提案でした。そうしたら少なくともお金の心配は無く
なるでしょ?」
先生、すごい。的確に診断してもらい、アドバイスもして頂きました。休むかどうかは、学校との相談もあるのでとりあえず薬は必要!! とのことでしたので、この日から薬がどっと増加です。
抗うつ剤などの薬も一緒に服用することになったので、気持ち的には、ぐ~んと楽になっていきました。症状に合った薬はすごいです。
“ついにいい先生に巡り合えた”
そう思えました。
2つ目の病院で勧められたカウンセリング。正直あんまり気が進みませんでした。
カウンセリングのいいところは、
だと思います。
普段から話すことでストレスを解消したり、おしゃべりが好きだったりする人にとってはカウンセリングを受けることは、とてもプラスに働くと個人的には思います。
そういう意味でも、2つ目の病院の先生は勧めてくれたのだろうと思います。
しかし、そのときのぼくは、“カウンセリングで話しても環境は変わらんやん” と考えていました。超後ろ向きな思考でした…。
なので、結局カウンセリングは受けずでした。
3つ目の病院の先生も、
「環境の問題なので、受けなくても問題はないと思う。受けたいなら受けてもいいですけどね」
と言われていたので。
ぼくにとって、カウンセリングどうこうよりも今回の診察で、今の症状が “環境からくるもの” と原因がはっきり分かったことが大きかったのだと思います。
今回思ったこと、それは
“転院にはエネルギーが必要”
です。いくつも病院にいくのは正直しんどかった…。
ですので、これを読んでくださっている方でまだ病院に行かれていない方がいらっしゃったら、できるだけ一回で、相性の合う先生に巡り合ってほしいです。
ぼく的にいい病院の見つけ方
・人づてに聞く
・電話で混み具合を確認する(あき過ぎている場合は不人気なのかも?)
・できれば、カウンセリング併設がいい
です。
当てはまる病院が見つかっても、先生の診察を疑問に思ったり、相性が合わなかったりした場合は、エネルギーは必要ですが、思い切って転院も考えてください。
それが、元気になる近道の場合もありますので。
次回は、復帰するのかどうするのか。
校長先生との話、そして病休へ…を書こうと思います。